草木染め
今年も様々な自然素材で染めました。
ありがたいことに工房は自然に囲まれており、
徒歩圏内にいったいどれくらいの草木が生い茂っているのでしょう!
きっと、私が一生かかっても染め尽くせないと思います。
最近でいえば、10月は、ケヤキの大木の落ち葉。
美しい黄色の落ち葉は、気持ちの良い草地に舞い落ちるので採取も楽💛
落ち葉とはいえ、コクのある赤茶色の煮汁でしっかりと秋色が染まりました。
11月はヒノキの小枝で染めました。
以前、杉の小枝で染めた時もそうでしたが、もう森林浴!
香りがとても良くて、癒されました〜。
重〜い鍋を持ち運び、なかなかの重労働の染め教室ですが、
20〜30代の頃よりもずっと腰の調子も良く、体が元気なのは
この仕事内容のおかげかもしれません。
■
ご無沙汰しております。
ブログ停滞から3年が経過しておました。
心配して時々のぞいてくださった方々、
申訳ありませんでした。ありがとうございます。
おかげさまで、教室は、染め、織りとも順調で
狭間町の陣屋の村に開設してから、今年10周年を迎える
ことができました!
教室に来てくださる皆様方とは、楽しい時間を過ごしつつ、
切磋琢磨しながら、作品制作をしてきました。
その作品は目を見張る成長ぶりです。
その間、私自身に余裕がなくブログに記録が残せなかったこと
大変悔やまれます。
自分自身「記憶」が怪しくなってきており、
「記録」の重大性をひしひしと感じていることもあって・・・
慣れない新しいパソコンと、今度こそはちゃんと向かい合って、
発信、共有を大事にしながら、さらに仕事も精進していきたいと
思っておりますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
2012年に生まれた作品たち。(長布編)
まずは、いつも独特のセンスで「そうくるかあ」と感心してしまうTAさん。
きれいめないろんな種類のシルクを使って、風をはらむような作品です。
たて糸の密度やよこ糸のうちこみ加減をいつもひっそり?と
研究しているTAさんの軽やかな力作!
NIさんは、コツコツと綿をスピンドルで紡ぎ、草木染めした糸を持参!
それだけでも存在感のある糸と、大量にあるのよお。。という
難しい?緑の糸とをミックスして、ふつうの平織りながら
とってもオリジナリティの高い作品となりました。
「剣太の会」からのお知らせ
今週3月21日、判決がでます。
10時開廷(9時30分までに第3法廷前へ集合)
11時頃から弁護士会館にて説明会、記者会見
翌22日(金)18時30分より民事裁判「判決」後の報告会
弁護士 亀井正照先生 久住公民館 500円
この事件に関しては「剣太君のこと」見てください。
昨年2012年12月20日に行われた母親奈美さんの意見陳述や
今年2月の大貫隆志さんの大分講演の記事はまだ書けてません。
詳しくは、AIDENAL(アイデナル)事務局だより
風の音書店へようこそ 検索してください。
大貫隆志さんの講演会「いじめから考えるいのち」の講演会DVD販売中です。
①久住中学校にて ②指導死について 2枚組500円
大貫さん、素晴らしい命の授業でした。中学生みな聞き入ってました。
ガツンと心に入ったようで、3人の生徒さん、最後の感想とお礼がなかなか
言葉にできませんでした。涙が先に出てしまって。
伝わる、ってこういうことなんだなって私も泣けてしょうがありませんでした。
どうぞお問い合わせください。増野090ー5285ー4327まで
2012年に生まれた作品たち。タピストリー、のれん編
撮りためた作品から。
その都度鮮度よくUPできずにいて、ごめんなさい。
今年は、今年こそは(おっともう年度末だあ)
ポンポンとリズミカルにやっていきます!
Kさんの大作のれん。縁に、藍とせいたかあわだち草の青緑を
持ってきて引き締めたたて糸に、四角の模様を織りこんでます。
絵を描くこともライフワークのKさん、織りも色味に
上手にアクセントを持ってきます。
Iさんの3連タぺストリー。
その時のインスピレーションを大事にするIさんは
長さもそれぞれ違う3枚を見事に調和させました。
定番の満月と山もきれいな形になりました。
シンプル好きのOさんは、絣タペストリーを織りあげました。
この作品は染め分けたたて糸を機にかける時、自分の好きな曲線に
ずらすのがポイント!時間をかけて迫力あるたて絣ができました。
よこ糸の打ち込みもそろっていて美しい透け感があります。
Kさんのタペストリーは同色ながら太さの違う糸を使い、
シンプルながら奥行きのある作品となりました。
家に飾った写真なども持ってきてくださって、
織りライフを楽しんでいらっしゃるよう!私も嬉しい〜〜!