nagomusiの染め織り日記

大分県由布市で、染め織りの体験教室をやっています。

2月の染め教室は「びわの枝葉」

びわの枝葉は煎液を数日置くとかなり赤みが増します。
で、今回は4〜5日置いた「オールド」液と
今、教室で煎じたばかりの「フレッシュ」液と分けて実験してみました。
それぞれにみょうばん、銅、鉄の媒染。
細かく分ければ、染めるものの下処理するかしないかでも
かなりちがってくるので、ひと口に「びわ染め」といっても
たくさんの色相を引き出すことができます。


教室の間は「オールド銅!」「私はフレッシュみょうばんにオールド鉄!」
「ええっと下処理なしのフレッシュ銅!」などと妙な言語が飛び交って
なんだかもうこんがらがって?最後には「フレッシュオールドは・・・」
頭は混沌状態。(主に私が。汗)


でもいい色でましたよ〜
フレッシュみょうばんでびわの実のような。
銅では深い赤茶が。鉄は紫がかった灰茶が。
そして無地染め、絞り染め、今回もたくさんの作品ができました!