nagomusiの染め織り日記

大分県由布市で、染め織りの体験教室をやっています。

保育園児たちの藍染め

8月末、息子たちの通う保育園で夏祭りがありました。
それに先だって祭りに使う大のれんと出店ののれんを
4、5歳クラスで藍染めをすることに。


園児たち、がんばりましたよお!
はじめに私が輪ゴム、大豆、板、フィルムキャップなど使い
簡単にしぼりの実演した後、
それぞれやりたい技法のグループに分かれました。
手先を器用に使いじゃんじゃんしぼりをつけていく子、
悪戦苦闘しながらやっとひとつ成功する子、
でもどの子も友達と協力しながら
ここにこうしよう!と計画をたてながら
一生懸命根気強くやっていきました。


とにかく好奇心旺盛の子たち、
藍液も「おわあ!くせえ!」「ぬるぬるしちょん」とか
いいながら、あまり大きくはない藍液鍋の周りに長蛇の列。
手袋もっともってくればよかった!と反省。。。


染めて洗った後はお待ちかねのしぼり解き!
子供たちの歓喜の声があちこちで聞こえてきました。


お祭りでは3枚つなげて4メートル50センチの大のれんにして
園の入り口に飾りました。
当日は晴天!心地よく風もふき、
青空に子供たちの大のれんが本当によく映えました。
今回初めての試み、竹組みの出店にも
4歳児が作ったかわいいのれんがゆれてましたよ。


園児たちの日ごろの良い行い、お祭りを「あと何日ぃ?」って
ほんとに楽しみにしていた気持ちが天に届いたのか
絵に描いたような見事な二重の虹まで飛び入り参加!
とてもとても素敵な夏祭りでした。


共同制作の楽しさ!大きいものを作る楽しさ!達成感!
子供たちがどんなに小さなことでも肌で感じてくれたらすごく嬉しい!!
改めて私も教わることの多かった園児たちとの藍染めでした。